案内するのは好きだけど(高熱の記事)

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東京にも、外国からやってきた観光客が増えている。
この小さな島国に、
何かしらの魅力を見出したアジアや欧米の人達が、
はるばる来たぜと成田や関空に降り立ち、
東京や大阪などの雑然とした街にやってくる。

もし。
私が外国に住みつつ、日本に馴染みのない人だったとしたら。
雑然国家の首都東京に降り立った瞬間から度肝を抜かれると思う。
というか、成田から電車に乗る段階で、
JR?京成?え、スカイアクセス??
なんて分からなくなってオロオロすることが手に取るようにわかる。
それで、なんとか都内に着いたとして、
地下鉄はどこだ??
で、この地下鉄どこへ行くんだ??
トウ・ヨコ・セン・チョク・ツー??
いやいや、地下鉄に乗っているから(笑)!
……とか言いながら悠然と横浜中華街に着いていそうだ。


ああ、
心の底から日本住まいでよかったと思いながら、
本日も外国からやってきた方から乗り換えを尋ねられた。
横浜から渋谷どまりの電車に乗っていたその方は、
明治神宮前に行きたい」とスマホで教えてくれた。

なるべく片言でも英語で伝えようとして、
その刹那「あ~隣の駅ですね」とド純な日本語で答えたのに端を発し、
「向かいのホーム!これラストストップ!」と
言うよりも勇ましい身振り手振りを駆使し、
まさにボディランゲージ信者の吟味としか
言いようのない案内をしてしまったが、
でもなんとか理解してもらえて。
ああ人助けだよかったなあよかったなあと思いながら、
風邪っぴき(微熱から高熱へ)は今日も家路につきました。



英語の勉強、少しはしよう……