夏が終わり始め、秋が始まる予感の季節

汗をかいても読書をしても収まりが悪くて、とにかく何をするのが居心地いいのかわからない。


夏が終わり始める。
若々しかった青葉は突端から色づき始め、窓際の17時は、昨日より今日、今日より明日と影が伸びてゆく。北回りの風がいつもよりカラッとしていて、水分ごと殴ってきたようなあのころの勢いが寂しい。


銭湯上がり、いつにも増して汚れが落ちすぎた。
夏の終わりと秋の終わりの隙間に入り込む季節は苦手だ。

そんなことを言ってるうちに、こんな不安定な季節、今年もまた味わえませんね。