2022/07/04 月曜

上空にボール紙を被せたような、変な天気だ。
電車のドアの窓に水滴がかかる。
朝ラッシュの混雑にやられながら、鼻先の水滴を寄り目で追いかける。ヤツは、走り出すにつれ、ツーと後ろへ這っていき、やがて見えなくなった。
ひと駅ごとに、窓ガラスが乾いていく。
雨は降り止んでいた。
しかし小休止くらいのものか。
行く先々で、道路が光っている。


出社。
の、前に、めまい。
久しぶりにぐわんぐわんと目が回る。
あれ…。
オフィスの最寄り駅までは来たものの、ホームのベンチに腰掛けると、脚がなかなか動かない。
服が重たく感じるので、シャツを見ると、汗が全体にびっしょり。もはや違う色の服だ。
気温が低いから油断していた。
体感、涼しくても、汗の量は変わらなかった。
遅刻の連絡をし、蒸すも風の吹くベンチに座る。

風が心地よく、身体が癒されていく。お茶を浴びるほど飲むと、グングン回復した。
ちょうどラッシュが終わった頃に、オフィスへ向かう。
人通りはまばらだ。



無事、昼休み。
ココイチのカレーを食べた。
いつもより倍辛めで注文したが、思いのほか、まだいけた。
さすがに4辛を頼んだときはヒーヒー呻いたが…。
店をあとにすると、傘を差す人、傘すら持たない人、さまざまに、昼の街を行き交っていた。



今週から、少しずつ週5で働く頻度を上げる。
心身に負荷をかけぬよう、ゆっくりと週5に慣らしていくのだ。
しかしながら、今日の仕事は、手強かった。
なにより、せっせと働いたわりに進捗が重い。
これほど疲れる月曜日はない。



よく働いた。