月曜火曜と、精神的にしんどい日中だったが、今日はだいぶ穏やかに過ごせた。
酷暑も夕方になると少しずつ緩み始めていくものだが、激烈な昼間の残りが湿気とともにいつまでも漂う。
ひと駅歩くと、すぐさま球の汗をかき出して、濡れたTシャツが重くなっていく。汗が風に触れると、途端に涼しく感じられる。
一昨日より昨日、昨日より今日と、視線が上向いている。
不意にストンと落ちることもあるが…。
もう夏だ。
華やかなこともないが、爽やかさなどもともと備わっていないが、気温が下がる次の季節に入った頃には、そんな荒々しさも少し名残惜しく感じる。
夏、好きだ。
西陽が眩しい。