明日は旅行の初日。といっても、出国は夕方過ぎになるため、日中は荷造りの最後の確認でもしつつ、体力を温存して過ごす予定だ。
出国、と書いたように、この旅行は国内ではなく、海外に飛び出してのものだ。久しぶりの海外旅行。母方の親族の計画にお邪魔したかたちだ。最後の海外は、およそ10年以上も前のこと。それほど前のことになると、出国手続きの作法から外国の空気の吸い方まで、すっかり忘れてしまった。少しは調べた方がいいな、とネットで調べてみたものの、いまいち、実感として感じなければ難しいものもあるかもしれない。なるほどかなり緊張するな。おそらく大丈夫だと思うが、ひとしきり緊張はするものだな。
と、不安はそこそこあるものの、それを上回る楽しみが、出国日の近づくたびに増していく。どんな旅になるだろう、どんな風景が広がっているのだろう。私の吸う外国の空気は、どんな風味なのだろう。
実は、旅行先の国のことを、ほとんど調べていない。旅先はギリシアなんだが、何も知らない。いや、これはよくある「突貫的に旅に出るバックパッカー風」とかではなくて、しょうもなくただの過失だ。「海外旅行」の緊張と楽しみがやけに空回りしてしまい、日々ひたすら眠くて調べるどころではなかったのだ。ガイドブックを開いた途端眠気が襲う始末のうえ、もういいやと開き直る始末。成田へ向かうスカイライナーや飛行機の中でのんびり読んでみようと思う。
今日は、まったく書けないや、全然浮かんでこないもの。……と、もやもやしながら書きはじめた今日の文章は、こんなに書けてしまいましたとさ。ポータブルキーボードを持っていくので、旅先でも書けたらいい。
※もう帰りました。超楽しかった