近況。
文章が書けない。
と、書くことによって文章が続いてくれればいいが、
本当に文章は繋がっていくのか、
たとえ繋がっていかなくても、記事を終えることができるだろうか。
また下書きに入れてしまうのだろうか……。
このところは、身体の具合が悪い。
悪いという表現でもヌルい。状態が酷い。
この身体の状態を例えるならば、
身体に沿って薄い膜が浮かんでいる。
皮膚の表面が、蝋でできている。
目に見える景色が、実はすべてドラマのセットで、
24時間のドキュメンタリー形式の作品が作られていて、
すべてフィクション。つくられた世界。すべて虚構。
今文字を打つ、会話する、立っている、歩いている、座っている、
その自分自身も、実感がない。
私がしている行動という実感がない。
この肉体は、この心は、誰だ?
そもそも、誰なんだ?と、問いかけるこの者は誰だ??
と、どこまでも実体が見当たらない。
感情も見当たらない。「無」が似合う。
そんな状態で、
ちょっと、うんざりしている。
苦しいは苦しいのだが、
落ち込むわけでなく、ひたすら煩わしい。
どうにかならないか、はやく抜けないか、
と、焦りもあるものの、
いつか抜けるだろう、とも落ち着くところもある。
今月から、週に3回、
朝のラッシュのなかに飛び込む生活を始めた。
朝の9時。満員の電車に運ばれ、
バタバタした新宿駅を抜けて、某オフィスビルへ。
ここで終わるタマではないので、ほどよくやっていきます。