自宅の生活

ここ2日、いっさいの外出をやめ、家の中にいた。
ボーっとしてみよう。
じっと休んでみよう。
と思い、意識して中にいてみたのだった。

私は、家にいて1日をすごすということがかなり苦手で、
必ず扉を開けて外の空気を吸わない事には、
1日が幕を閉じない、という気がたしかにあるのだ。
だから、なにかしら理由を付けては、
付け焼き刃の理由らしく、意味もなく外に出て、
街に入るか遠くへ行ってしまうかのいずれかをしてしまう。
そして、ようやく気付くのだ。それはけっこう疲れると。

だから、
「今日は耐えろ!じっと家にいろ!」
と、セルフ自宅軟禁令を出し、じっとしてみたのだった。
引きこもりを外に出すためにあれこれと脂汗を出すことは
よくみられる事例であるけれども、
放浪癖のある奴を引きこもらせるための脂汗もまたつらいものがあった。

6月ではじめてのことだ。
1日中家の中にいた日は。
しかも2日連続とは!
慣れないことに戸惑いまくりだ。
刺激が異様にない世界とは、このことか!

 

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いちばん恐れおののくほどの驚きは、
家の中にいると、驚異的なはやさで疲れがとれていくということ。
いい生活の知恵をさずかったな、とホクホクしながらも、
週末はとりあえずよく動くことにします。