2022/06/15 ミスト状の雨とコーヒー、チェーン店のパスタ

ミスト状の雨が木の葉を湿らせている。
曇り空はまだ薄く高い。暗さや圧は少なく、昼過ぎにはやむだろうか。


朝。
駅ナカ喫茶に入店し、アイスコーヒーを頼んだ。
もう春が退潮するころにはすっかりアイスコーヒーが続いている。氷のカランカランや溶けかけたジャラジャラをストローで軽く回すのが心地よい。
何かにつけてアイスばっかりにしているため、たまに温かいものを飲むと、胃腸からぬくくなって、全身に回っていく。それもそれで気持ちがいい。身体は、気付かないうちにたいへん冷えている。

カフェインが眠気を引かす、その「ツーッ」した快感。


昼前。
腰を据えがっぷり四つに組む、根気のいる業務が待っている。
が、いかんせん、眠たい。
紀元をCPAP以前と以後に分けるならば、CPAP紀元前の日中によく似た睡魔だ。

眠たい。
つらい。
もはや起きてない。
がっぷり四つに組みたい小兵力士を一瞬でへし折る令和の大横綱・睡魔関。
PCデスクという名の土俵にすら立ち入らせてもらえない威力とはこれ如何に。もはや関取ですらない。


缶コーヒーを買う。
もちろんブラック。
そんでもちろんアイスコーヒー。
またの名を眠気覚まし剤。



雨は引かない。


昼。
パスタにした。
なんだかウキウキする。
パスタは心躍らせる。


箸で食べるタイプのパスタ屋さん。
チーズと卵と、カリカリベーコンカルボナーラ
バジルとどちらにしようかいつも迷うが、それ以外を頼んだことがない。
高校時代、病院の帰りに母と立ち寄ったのがこのチェーン店との出会いだ。それから、ずっとバジルかカルボの二択。


やっぱり、どの店でもいっしょで美味しいな。